【大阪市平野区】平野区の夏のはじまりです。7月11日(木)から14日(日)まで、「令和6年度 平野郷 夏祭り」が行われます。
2024年も早くも7月。平野区の7月の行事といえばやはり平野郷 夏祭りですよね。7月に入り、各町のだんじり小屋から鳴り物練習の音が聞こえ、夏祭りへのワクワク感を増幅させてくれています。
九台の地車(だんじり)が宮入する杭全神社でも夏祭りに向けて準備が進められています。
令和6年度の平野郷 夏祭り。今年も7月11日から14日までの4日間執り行われます。
7月11日 木曜日:太鼓台足洗い 神輿足洗い 午前6時頃、太鼓台が今年の地車宮入一番町野堂北組(太鼓台当番町)に担がれて杭全神社を出発します。数時間後、裸神輿が今年の地車2番町野堂町南組(神輿当番町)に担がれて樋之尻橋たもとのお祓い所まで巡行します。ここでは神社のご神体をお迎えするために、神輿を祓い清める神事が執り行われます。清められた神輿は夕方過ぎ、太鼓台は午後7時から8時頃にそれぞれ杭全神社に宮入します。神社に帰還した神輿は、拝殿にてきれいな飾りつけが施されます。夜も深まった頃本殿のご神体を神輿にのせる神遷神事(かみうつししんじ)が執り行われます。この時に還される御神体は第一本殿の素戔嗚尊(すさのおのみこと)で神遷された神輿は祭礼期間中、拝殿に鎮座されます。(令和6年度平野郷 夏祭りのしおり P.8)
7月12日 金曜日:九町合同曳行 日中は9台の地車が、各自町のエリアを曳行します。九町合同曳行は、南港通りの学芸大通りとお渡り筋の二手に分かれ次々に地車がなだれ込み、すべての町の地車が揃った後、21時45分頃から行われます。九町一斉に提灯の灯がともされ、各町決められた範囲を西に東に時には舞々力の限り猛走します。こうして九町の地車が勇壮な曳行の競演を約30分間繰り広げます。そして最後の合図で地車は、高張提灯を追いかけるように、我が町へ向けて帰っていきます。(令和6年度平野郷 夏祭りのしおり P.24)
7月13日 土曜日:地車宮入 日中は前日同様、9台の地車が各自町のエリアを曳行します。そして19時頃から約30分間隔で九町の地車が順番に杭全神社へ宮入をします。神社の鳥居を潜るまでの間各町の地車は、鳥居へ向けて前へ後ろへ、東へ西へと曳行を披露します。町によっては趣向を凝らした演出を披露することもあり、より一層宮前の観衆を楽しませてくれます。全町が宮入を終えた後、日付が変わるころに境内奥の瑞鳳殿横に、九町の地車が一列に揃います。その約1時間後に、各町の地車庫に向けて姿を消していきます。(令和6年度平野郷 夏祭りのしおり P.24)
令和6年度 地車宮入順
①野堂北組②野堂町南組③野堂東組④馬場町⑤泥堂町⑥西脇組⑦背戸口町⑧市町⑨流町(令和6年度平野郷 夏祭りのしおり P.8)
7月14日 日曜日:太鼓台巡行・神輿お渡り渡御 地車が宮入した翌日、宮入2番衆野堂町南組に担がれた神輿渡御が行われます。杭全神社第一本殿に鎮座される素戔嗚尊(すさのおのみこと)が1年に一度お宮を出られ、平野郷の町中に行かれる、神様のお渡りです。宮入1番町の野堂北組が神輿お渡りを知らせるためにふとん太鼓を担ぎ、氏地を巡行します。そして夜ふとん太鼓が巡行を終え、神輿がお宮に帰還します。氏神様が第一殿に還され、夏まつりが終了します。(令和6年度平野郷 夏祭りのしおり P.22)
交通規制時間
1 大阪羽曳野線・東行き
7月12日 金曜日 21時から23時
7月13日 土曜日 17時半から21時半
(南側車線東西相互通行)
2 栄通り(宮入コース)
7月13日 土曜日 17時から23時
3 市場通り
7月13日 土曜日 18時から21時半
(地車の曳行中に限る。路線バスは除く)
4 国道25号線
7月13日 土曜日 19時から23時(通行禁止予定。路線バスは除く)
(令和6年度平野郷夏祭りのしおり最終頁)
大阪シティバスの運行
「平野郷夏まつり」の開催に伴い、大阪シティバスの運行も変更があるそうです。くわしくは 「平野郷(杭全神社)夏祭り」に伴う交通規制中の運行についてをご確認ください。また、交通規制中は、周辺道路の交通渋滞で、大阪シティバスのダイヤが乱れる恐れがあるそうです。お気を付けください。
1年じゅうで一番平野区がアツくなる、平野郷 夏祭り。ルール、マナーを遵守しながら、今年も思い出に残る素晴らしい夏祭りにしたいですね。
杭全神社はこちら↓